
こんにちは、特命リーマンです。
ブログに自分の思いのたけを発散すると、些かの快感があります。
自分の思いを誰かに聞いてもらいたいという人間の本能なのでしょうか・・・
とまぁスモールトークは置いておいて、本題に入っていきましょう。
就職・転職の軸とは
よく言われている言葉ですね。
活動するにあたっての拠り所、方針、戦略的な意味合いかと思います。
自分は何を目的としている。それを達成するための手段として会社がある、みたいな考え方。
非常に合理的ですね。
でも、この軸を作るのって、なかなか簡単ではないですよね。
仕事に何を求める?
シンプルな問いです。
これに一言で答えられるようにしましょう。
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「やりがい」を持ってくるのであれば、それに沿った会社選びになるでしょう。
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「年収」を持ってくるのであれば、それに沿った会社選びになるでしょう。
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「まったり」を持ってくるのであれば、それに沿った会社選びになるでしょう。
ハイブリッドはありえるか
たとえば、「やりがい」と「年収」の二つを達成する活動。
まぁ、やれないことはないと、もちろん思います。が、難易度が上がるのは言うまでもありません。
重要になってくるのが、何と何を持ってくるかです。
達成しやすいというか、相性の良し悪しというのがどうしても出てきます。
注意していただきたいのが、「やりがい」という軸です。
これを持ってきた途端、他の何かとの両立はかなり難しくなることを覚悟すべきです。
「年収」と「まったり」であれば、ある程度は狙えるでしょう。
しかし、
「年収」と「まったり」と「やりがい」を総取りしようとした瞬間、破綻します。
ぼくの失敗
①
前職では、長時間労働が常態化していました。
夜中に電話会議が毎日あり、早朝にお客さんのところへ行って報告、またその日の夜に電話会議、二週間後には米国出張、帰国して早々お客さんのところへ報告・・・
いま思い出してもなかなかハードワークをしていました。
ハードワークをやりがいと勘違いしてしまう節があるのではないでしょうか?
今思えば、何となくやりがいがあったような感覚があります。
でも、そんな感覚があるだけで、他には何も残っていません。
もちろん問題解決能力だとか、スキル、経験、英語力は磨かれましたけどね。
②
そんなこんなで転職に舵を切り、大手メーカーへ転職を果たしました。
本来の転職の軸は、「WLB確保」かつ「できる限りの高待遇」といった感じ。
それを満たせた転職だと、その当時は思いました。
しかし、入社してみるとそう簡単にはいきません。
アラサー転職は即戦力です。泣き言は言っていられません。
必死に仕事を覚えるとか、顔を覚えてもらうとかしていました。
当時はWLBは無かったかもしれませんね。
③
WLB無く働き続けたある日、仕事がつまらなく思えてきました。
精神的な苦痛が肥大化してきたからかもしれません。
そんなときに転職の2文字がふと頭を過りました。
衝動的に転職活動を始めたものの、ちょうどコロナ禍でよい転職先が求人を出していなかったことも幸いし、やはり前職を辞めた時の時期に立ち返り、今の環境で頑張ることを再認識した次第です。
現職は、なんやかんや、夜中の電話会議はなくWLBは確保。
仕事の負荷がかかっていたのは、自分が転職して間もないのもあるし、自分が完璧を追い求めていただけ。
割り切って、ある種適当に働く・・・
そう思えた時に、ふと背中にのしかかっていた重しが取れたように感じました。
お金の問題
働く目的を「やりがい」に置く場合であっても、お金をもらうことは重要な要素と思います。
まだ20代であれば、転職してスキル、経験を磨き、更なるキャリアアップが狙えるでしょう。
しかし、30代家庭もちで、年収ダウンの転職は、正直疑問符がつきます。
それが逃げの転職ならなおさらです。
置かれている環境によって出すべき答えは変わるし、人それぞれですが、
しっかり自分に向き合い、色々な人と話、納得のいく答えを出してほしいと切に願います。
とまぁ長くなってしまいましたが、就職、転職の軸についてのお話しでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
All the best,
特命リーマン