
いよいよ年末に差し掛かりブログ執筆に熱が入り始めた。
毎日更新をしようと胸に誓うが、早々にネタに尽きてくる。
どういう記事を書こうか。
色々と悩む中で「ブログの執筆活動は、メーカー営業の仕事に似た部分があるのではないか」というひらめきが起こった。
そんなひらめきの正体を探るべく、深堀をしていきたい。
目次
ブログの運営
①PLAN:ブログのテーマ選定
まずはブログのテーマ、方向性を決めることだ。
僕のブログは転職系、ビジネス系というカテゴリーに入るだろう。
にも関わらず、ラーメンのレビューとかしていたら訳がわからなくなる。
②PLAN:目標値設定

方向性が決まったら、その方向に沿う形で目標値を満たすにはどうすればいいかを考える。
いわゆるKPIだ。
少なくとも、ブログ運営の意味、何のためにやるのか、を考えておきたい。
僕の場合は、やはり、「ブログで収入を得たい」だ。
自分のための日記ではなく、集客して広告料を稼ぐというビジネスとして考えたい。
ビジネスである以上は、顧客に有意義な情報を提供しなくてはならない。
無価値な情報を見に来てもらえるほど人は暇ではない。
多数のメディア、コンテンツが乱立するこの世の中で、有名企業やインフルエンサーに勝つにはどうすればいいのか?
③PLAN:企画立案

ごくごく普通の人間である僕が伝えられることは、体験談しかない。
当たり前のことを語っていても何の意味もない。
・アラサー
・サラリーマン
・転職経験あり・転職欲求あり
・海外駐在経験あり・駐在欲求あり
・海外駐在中に退職交渉経験あり
・大手メーカー勤務
・副業で稼ぎを得たい
これらの属性を武器にメッセージを放っていく方向で考えている。
サラリーマンの市場規模自体は当然ながら大きい。
そのぶん競争も激しいので、いかにニッチな分野で自分の存在感を高められるかだ。
今までは実体験にもとづいて私見を述べてきたが新しいネタが欲しくなってきた。
2020年を振り返ったときに、様々な企業の面接を受けてきたことを思い出した。
なので、今後はスタートアップ、外資メーカーといった企業の面接内容を振り返る記事を書いていこうと思う。
④DO:執筆
ひたすら書く。
有名ブロガーを参考にしたりする。
⑤CHECK:閲覧状況確認
グーグルアナリティクスを使う。
今まで書いた記事の閲覧数がわかる。
渾身の記事があまり読まれていなかったり、とりあえずの記事が上位だったりする。
顧客が何を求めているのか探る大きなヒントが眠っている。
⑥ACTION:ネタ集め

ブログというのは自分を映す鏡だ。
何らかの行動、経験が無いと、ブログに書くということができない。
今までの人生をもとに書くこともできるが、いずれネタが尽きる。
その意味でネタ探しが重要になってくる。
ネタを探そう!と鼻息を荒くする必要はない。
あくまで日常生活で問題ないと考えるが、大切なのは少しでも新しい何かをしてみることだ。
そこにいつもの日常との差が生まれる。
そこで芽生える思考が、ブログのネタになってくる。
・何かに誘われたら行ってみる。
・本を読んでみる。
・新しいサブスクを登録してみる。
・いつも見ないYouTubeの番組をみてみる。
・料理をしてみる。
・行ってみたかったところに旅行してみる。
こんな何気ないことでいい。
気の向くままにしたらいい。
・転職したい→面接受ける
これだけで十分ブログに書ける。
まとめ
ブログ運営はPDCAを回すことで成り立っているということ。
気の向くままにアップする日記とは違う理由がそこにある。
メーカー営業の仕事

求められること
メーカー営業は、売上を求められる。
どうやったら売上を伸ばせるだろうか?
計算式で考えてみる。
売上=客数x客単価
非常に簡単な式だが、客数、客単価、いずれを上げる方策を考えることが求められることに異論はないだろう。
どうやったら客数を増やせるか?
・値下げする?利益率を落としてまで値下げするべきなのか?
・新商品を開発して売り出す?本当にそれが売れるのか?あえて人員を割く価値があるのか?
上司からこのような質問攻めにあうことは日常茶飯事だ。
逆の立場だったとしても、自分も似たような質問はするだろうから、自分の考える打ち手の正当性は常に考えておく必要があるということだ。
化学メーカーでの企画・実行

一例を考えてみたい。
よくあるのは、市場規模の大きい分野を攻めるということ。
ここでは、「EV車に採用されること」を目標にしてみる。では、そのためにはどうすればいいか。
求められる性能を確認しなければならない。
誰に確認する?自動車メーカー?部品メーカー?
伝手はあるか?なければ伝手を作りにいくことがアクションになる。
ある程度の要求性能は調べればわかるだろうから、技術陣に自社でやり切れるか確認してもらう。
疑問があれば仮説を持って顧客を訪問する。
いくらで売れそうか?
現行品の価格帯を確認する。
新製品は少し値上げしても採用になるのか?
似たような価格で適正な利益を生み出す製品は作れるのか?
ざっと書いたが、やるべきことが沢山出てくる。
大きい売上を作るためにどうすればいいか、真剣に考えるとこんな感じになる。
ひらめきの正体

本ブログの冒頭で、こんなことを書いた。
色々と悩む中で「ブログの執筆活動は、メーカー営業の仕事に似た部分があるのではないか」というひらめきが起こった。
そんなひらめきの正体を探るべく、深堀をしていきたい。
この正体を探る上で、メーカー営業と販社営業の業務内容を振り返ることが参考になったのでまとめておく。
メーカー営業:
→自身で企画を立案し、軌道に乗せることを求められる。
販社や商社のトレーディング部門:
→軌道に乗った後に円滑にオペレーションしながら売り上げを最大化することを求められる。
ブログの執筆活動は、企画立案から執筆という、一番の苦労を伴う点で酷似していると思うのである。
補足

ブログ運営、という意味では、集客最大化という点で販社の役割も求められると思う。
そこで、以下式が作られた。
ブログ = ブログ執筆 + ブログ運営
ブログ執筆 = メーカー営業
ブログ運営 = (ブログ執筆) x 販社営業
ここで重要なのは、販社営業だけではブログ運営は成り立たないということだ。
あくまでメーカー営業によるブログ執筆がなければ存在しえないということ。
逆に言うと、メーカーの企画営業の経験だけでは、売上最大化・円滑オペレーション実現が弱い。
つまり、顧客に接するすべてプロセスを網羅する必要があるということだ。
このあたりはSaaSビジネスのプロセスが大変参考になる。
マーケティング - インサイドセールス - 営業 - カスタマーサクセス
本書のレビューは、自身の復習の意味もかねて後日ブログにアップしたい。
最後に

長くなったが、ブログ運営をすることで、本業にも活かされるということを伝えたい。
本業だけでは見えてこない視点に気付ける。
そんなブログが趣味になれていることに思いが高まることを感じる。
2020年は更新もそこまでできず不本意な結果に終わったが、2021年は2020年の更新数を塗り替えることを目標に頑張ってみようと、本ブログを書きながら思った次第。
来年もよろしくおねがいいたします。