
こんにちは、特命リーマンです。
そういった悩みに2つのキーワードをもとに答えていきます。
ぼくは、商社(化学系ではない部署)から大手化学メーカーに転職しています。
異業界から化学メーカーに転職する方法

・大企業の仕事ができる
・英語が喋れる
この2つです。
化学メーカーの立ち位置
すなわち、典型的な日本の大企業での働き方・お作法を身に付けていることが大前提となります。
ベンチャー企業からいきなり化学メーカーに転職するのは、少しハードルが高くなります。
日本の市場で大きく拡大が見込める分野はそう多くないでしょう。
一方で、海外にはまだまだフロンティアがあります。
海外向けビジネスを担える人材は重宝されるということです。
面接でアピールすべきポイント

社内他部署との調整経験
これぞ大企業の仕事、と言える内容になります。
はっきり言って、社会的な価値は無い内容です。
しかし、大企業特有の縄張り争い、根回し、ゴマすり・・・これらの社内政治をきちんとこなせる人間であることをアピールしましょう。
具体的なプロジェクトを引き合いに出し、複数の部署の協力をうまく仰いで成功にもっていった、というエピソードトークができるとベストです。
顧客や関係会社との関係構築経験
要は、コミュニケーション能力、対人関係力があることを示せればOKです。
大企業で働く以上は、たくさんの人と関わることになります。
中小企業でも同じことが言えますが、大企業であればより一層の社交性だとか、人としての清潔感を見てきます。
実績は大事ですが、面接でいかに明るく振舞えるかが重要になってきます。
人は、見た目が9割という言葉がありますよね。
自らの工夫で改善した経験(売上、業務方法など)
当たり前のことを言ってすみません。
当たり前のように、これはアピールポイントになります。
注意しなければならないのは、自分がアピールしたい経験というのは応募している職種で活かせるのか?という点です。
自ら見込み客にテレアポして成約にこぎつけました!というネタは、
経営企画のポジションであればアピールポイントを変える必要があるということです。
募集している業務内容にあったアピールをしよう
TOEIC
日本に住まう限りは一生ついてくることは皆さんもご存知の通りでしょう。
言わずもがな、高得点であるに越したことはありません。
企業の採用ページなどで目安スコアが記載されていると思うので、参考にしましょう。
TOEICは、はっきり言って、やるかやらないかです。
800点、900点が取れていれば、十分アピールにはなるはずです。
現職での海外との仕事・実績
TOEICがいくら高得点だろうと、実際のビジネスができるかは別問題です。
現職で海外向けの仕事をしているのであれば、詳細をしっかり説明できるように準備しましょう。
海外出張や電話会議は当たり前で、海外とのビジネス作ってきました、と言えれば文句ありません。
であれば、そのような経験が無いからこそ転職したい、というストーリーに持っていけます。
転職して成果を出せるように英語の自助努力は怠らなかった、と言えるようにしましょう。
TOEICで高得点を取るのはもちろん、英会話を継続してやっているとか、旅行客の観光ボランティアとか、アピールできるネタはそこら中に転がっています。
やるかやらないか、に行き着いていきます。
海外駐在経験
はっきり言って、これがあるだけでめちゃくちゃアピールできます。
TOEICでいくら高得点を取っていようが、海外とのビジネスをやっていました、と言おうが、
実際に海外に住んでビジネスをしてきた
の説得力は大変に強いです。ネタとしては十分すぎるほどです。
しっかりと相手に伝えられるように準備しましょう。
現職で海外駐在してから転職、というキャリアパスも考えるのも面白いですよ。
こんな場合は?

大企業の仕事経験ないとダメなの?
当然そんなことはないです。
しかしながら、異業界かつベンチャー企業から化学メーカーへ転職したい場合は、仕事内容だけでなく、カルチャーが違いすぎます。
そんなギャップを凌駕できるほどの、転職したい理由が必要になってきます。
英語ができないとダメなの?
中国語とかアラビア語とか、別言語でもOKです。
英語に限らず、他のユニークなスキルがあれば問題ありません。
英語であれば汎用性は高いし、とっつきやすいスキルということです。
折角であれば先鋭的な企業のほうが力を発揮できると思いますので、スキルをガンガン生かしたい、という転職理由をお持ちであれば、応募企業は再考してもよさそう。
まとめ
・大企業の仕事ができることのアピール
・英語、もしくは、それに代わるスキルのアピール
化学メーカーへ転職したい方は、上記を参考にしてみてください。
All the best,
特命リーマン